日本語研修のロシア人留学生が帰国しました
ロシア極東大学留学生支援実行委員会の招きにより、日本語・日本文化の研修を受けていた本学ウラジオストクからの留学生4名が、去る11月16日(日)、ホストファミリー、本校教職員と学生に見送られながら、帰国の途につきました。
19日間の留学期間中は、昨年度に続き、全泊ホームステイで過ごしました。日本人の家庭で日本語会話に慣れ、日常生活に触れたことは、たいへん貴重な体験となりました。
研修中は、日本語のみならず、日本の文化・歴史の授業を受け、さらに華道や書道など日本文化も体験しました。また、毎年留学生が来函する時期に併せて開催されている函館校での言語まつり“АБВГ-Day”では、ロシア語を勉強中の本校の日本人学生と共に日頃の学習成果を披露し、チームでゲームを競いあい、学生相互の交流を深めました。
実行委員会の構成団体の一つである青色申告会青年部主催の恒例のボウリング大会では、まだまだウラジオストクで体験する機会の少ないボウリングを楽しみ、続く懇親会では楽しい思い出をつくりました。
市内8高等教育機関で構成されているキャンパス・コンソーシアム函館主催によるアカデミックリンクでは本校のブースに応援参加したほか、他大学の学生発表を見学し、さらには、函館西高等学校茶道部のご指導による茶道体験、函館西部地区総合芸術祭への出演と、様々な体験をしました。
研修の最終日となった11月14日(金)の修了式には、ホストファミリー、國本実行委員長をはじめとする実行委員の皆さま、在校生が見守る中、イリイン・セルゲイ校長から修了証書を受け取り、日本語で感謝の意を表しました。
そして引き続き行われたティーパーティーでは、留学生と日本人学生が一緒になり、「世界に一つだけの花」を日本語で披露しました。
最後に、18回目となる本事業に対して、今年もご支援くださいましたすべてのみなさまに、この場をお借りして、お礼申しあげます。
◆ロシア極東大学留学生支援実行委員会からのお知らせ◆
当実行委員会において、ロシア極東連邦総合大学からの留学生の受入れに当たり、多くの皆様からご協力をいただきました。ここに厚くお礼申し上げます。
【ロシア極東大学留学生支援事業にご協力をいただいた皆様】
一般社団法人函館青年会議所 函館商工会議所青年部 公益社団法人函館法人会青年部会
函館青色申告会青年部 道南建設二世会 えぞ共和国 函館日ロ親善協会
函館市職員一同 函館市役所職員労働組合 (順不同・敬称略)