ユジノサハリンスクから舞踊団が来校
函館市内で開催された「第3回世界のこどもフェスティバル」に出演するため、函館市と姉妹都市提携を結ぶロシア・ユジノサハリンスク市から「スカースカ舞踊団」が来函しました。
「スカースカ」は13~17歳までの7名の少女たちで、2月21日(日)に函館市民会館で開かれたフェスティバルでは艶やかな衣装に身を包み、軽快な踊りを披露しました。このほか、同じくフェスに参加した台湾やインドネシアのこどもたちとともに市内の保育園で踊りを披露したり、中学校では吹奏楽部と共演したりするなど、芸術交流を深めました。
翌22日(月)には函館校を訪れ、学生たちとロシア語で懇談しました。少女たちが「踊りを始めたのは6歳から」や「化学と生物の授業が好きで、将来は医師になりたい」などと自己紹介したところを函館校の学生が通訳に挑戦し、「なぜロシア語を学ぼうと思ったのか?」、「日本で一番おいしかった料理は?」など互いに質問を掛け合いました。ちなみに一番気に入ったのはすき焼きだったそうです。短い時間ではありましたが、最後には打ち解けて記念撮影をするなどして別れを惜しみました。
また、今回の来函に際して、函館校の教員が通訳としてお手伝いしたのはもちろん、学生にも新千歳空港までのアテンド通訳の機会が与えられ、実地を学ぶ場としても大いに勉強になりました。