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極東大学ハンドボールチームが函館で親善試合

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 7月25日(火)~28日(木)、函館とウラジオストクが姉妹都市提携25周年を迎えたのを記念して極東大学ハンドボールチーム13名が来函し、親善試合を行いました。これは日露青年交流事業として行われたもので、函館大学・函館市高校選抜・函館大学付属有斗高校のチームと3試合行い、2勝1敗の成績を収めました。

 函館はハンドボールの盛んな地域です。極東大学ハンドボールチームは上背の高さとパワーを活かした試合を行いましたが、滑り止めの松ヤニが日本では使用できず、慣れない両面テープを指に巻いて試合に臨んだこともあり、初めは苦戦。ゲームスタイルの違いを日ロ双方が実感したようです。極東大学では今のチームで海外に遠征するのは初めてのことだそうで、メンバーたちはこの機会を与えられたことに感謝する、と口々に述べました。IMG_2529_R.JPG

 試合のほか、五稜郭や函館山夜景など市内観光のほか、「函館とロシアの歴史を学ぶロシアゆかりの地めぐり」の散策授業も行われ、ロシア人墓地や函館ハリストス正教会などを訪れました。この授業を担当した函館校の倉田有佳准教授の説明に、学生たちは熱心に耳を傾けていました。

 25日(火)夜に行われた歓迎レセプションでは函館校の学生6名が通訳として函館大学の学生とロシア人学生の間に入り、会話のお手伝いをしました。

 また、翌日の昼食時には函館校を訪れ、学生たちとともにご当地バーガー・ラッキーピエロを食べながらロシア語でコミュニケーションを取り楽しみました。

 最終日、一行は函館ハンドボール協会や函館大学のチームのみなさんに空港で見送られ、東京経由で帰国しました。極東大学のルミャンツェフ・ドミトリー監督は、これをきっかけに今後は女子チームや子どものチームとも交流したい、と今後の交流にも意欲を見せました。

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