「ロシアの日」記念講演会が開催されました
6月23日(土)、択捉島水産会が主催する「日ロ交流年協賛『ロシアの日』記念講演会」が、函館市地域交流まちづくりセンターで開催されました。在札幌ロシア連邦総領事館函館事務所のソコロフ・ボリス所長が「『ロシアの日』と最近の日ロ関係~交流の発展に向けて~」をテーマにロシア語で講演し、通訳は函館校のデルカーチ・フョードル副校長が務めました。
ソコロフ所長はロシアの国民の祝日である6月12日の「ロシアの日(День Роосси)」について、1992年のエリツィン大統領時代に定められた新しい祝日であり、その制定の背景について説明しました。
また昨今の日ロ両国の動きについて、5月にサンクトペテルブルクで開催された国際経済フォーラムや、9月にウラジオストクの極東大学のキャンパスを会場に開かれる東方経済フォーラムを主軸にお話しました。
ソコロフ所長は5月26日にモスクワ・ボリショイ劇場でプーチン大統領と安倍首相が出席して行われた「ロシアにおける日本年」・「日本におけるロシア年」開会式にも出席したそうで、その際の写真を交えながら最近の日ロ交流の活発な動きについても紹介しました。
会の終わりにはロシア民謡を来場者全員で歌う“歌声喫茶”風のアトラクションもあり、「カチューシャ」、「トロイカ」といったロシア民謡を唱和しました。