JTインターンシップ 今年はオンライン開催
日本たばこ産業株式会社(JT)様から本校学生に対し提供される奨学金を活用し、2014年から毎年実施している、サンクトぺテルブルク・モスクワへのインターンシップ研修ですが、今年はコロナ禍で訪ロすることがかなわないため、オンラインでの開催となりました。
例年であれば、ロシアへ出発する前日に東京のJT本社を訪問し、サンクトペテルブルク近郊のJTIペトロ工場を見学させていただくのですが、今年は東京本社の協力を得てZoomでつなぎ、学生は学校からオンラインで参加しました。
まず11月9日(月)に事前の企業研究として、JT社の会社の成り立ちや決算状況などを、本校で貿易実務の授業を担当する渡辺善行講師から詳しく教わりました。
そして11月17日(火)、東京のJT本社の渉外企画室外交チームの方から、JT社の企業理念やロシアビジネスの概要、JTIロシアの社会支援、文化・芸術支援などについても説明を受けました。
学生も、事前に学習した内容や当日の説明を聞いて疑問に思ったこと、例えばコロナウイルスが会社に与えた影響や、極東地域でのたばこビジネスについて質問したり、プレゼンテーションの感想を積極的に述べて、予定時間を上回る熱の入り様でした。
当面、ロシアを訪問することは難しいですが、学生が将来就職する時のために少しでも役立つよう、できる限りの学習を継続していきたいと思います。
お忙しい中ご協力をいただきましたJT様に心よりお礼申し上げます。