第13回 言語まつり『АБВГ-Day』を開催しました!
12月16日(水)、ロシア語学習促進と発表の場としての学校行事 “АБВГ‐Day(アー・ベー・ヴェー・ゲー・デー)”を開催しました。
例年は11月に、ウラジオストク本学から来函中のロシア人留学生とともに行いますが、今年はコロナのため、留学生の参加はありませんでした。また、感染予防対策を万全にするため、学年を超えたチームで競う<団体の部>と、表彰式でのパーティーは取りやめ、<個人の部>だけとなりましたが、審査に当たった教員からは、「学生が良く取り組んでいて、今までで一番いい発表会だった」、との感想が上がりました。
本校の学生18名と科目等履修生2名の計20名がエントリーし、詩の暗唱や歌唱、スクリーンを使ってコントのアテレコなど様々な表現をロシア語で行い、日頃の学習成果を披露しました。最初にくじ引きで順番を決め、緊張の発表がスタートしました。美しい発音には大きな拍手が贈られ、個性豊かな発表には会場が爆笑に包まれました。
厳正なる審査の結果、個人部門1位は、『作家 三浦哲郎』と題して、自身の好きな作家とその作品について発表したロシア地域学科4年の竹内のぞみさんでした。
芸術賞には、体を張った演技で1年生の授業の様子を再現した岡島柊さんが選ばれました。
また、在札幌ロシア連邦総領事館函館事務所のソコロフ・ボリス所長から贈られるロシア領事賞は、ロシアの国民的詩人・プーシキンのいで立ちで情感たっぷりに暗唱を行った、ロシア地域学科1年弓田眞悟さんが受賞しました。副賞としてロシアの陶器“グジェリ”でできたサモワールも贈呈されました。
その他の結果は以下のとおりです。
<個人の部>
第1位 ロシア地域学科4年 竹内 のぞみ
発表「作家 三浦哲郎」
第2位 ロシア地域学科4年 平原 響
発表「しくじり青年」
第3位 ロシア地域学科2年 中澤 純
発表「90年代のCDブームについて」
芸術賞 ロシア地域学科1年 岡島 柊
アテレコ「色の世界」
<ロシア領事賞>
ロシア地域学科1年 弓田 眞悟
暗唱「エフゲニー・オネーギン」より抜粋