日本銀行函館支店による特別授業「経済って何?金融って何?」
2月16日(火)の4限目、日本銀行函館支店長 加藤健吾氏を講師にお招きし、全学生および科目等履修生を対象とした特別授業を行いました。
函館校ではロシア語以外の教養を身に着けるため、各界の専門家をお招きして年数回の特別授業を行っており、今年度の3回目となります。
この日のテーマは「経済って何?金融って何?」でした。加藤氏は前職で金融広報中央委員会にて市民や学生に向けた金融経済教育に従事されており、大学での講義も多数実績がおありです。グラフを示し、具体例を挙げた明快なご説明のおかげで、経済を専門としない函館校の学生にとっても、金融リテラシーについてよく理解することができました。
卒業後、ほとんどの学生が社会に出てお金を稼ぐ、あるいは年金を納めるという現実に直面しますが、それには本当はどういう意味があるのか、社会全体あるいは長い将来設計の中で今やるべきことは何か、を教えていただきました。
学生からの感想でも、「大学生活は自分に投資をするための期間とわかった」や「具体的なデータによりリスクとリターンの管理の重要性が理解できた」など、社会の先行きに不安を持つ若い世代にとって、知識を得ることで不安を取り除くことができるというメッセージにもなりました。