富山高専・ロシア語夏季オンラインコースを実施しました
8月18日(月)~31日(火)、富山高等専門学校国際ビジネス学科の3~4年生を対象に、ロシア語異文化実習・夏季オンラインコースを開講しました。
これは双方の夏休みを利用し実施したもので、例年であれば富山高専の学生たちは、ウラジオストクにある極東大学本学に短期留学しているそうですが、コロナ禍でかなわないため、それに代わるものとして初めて行われました。
ロシア語の授業はネイティブの教員4名が担当し、文法や会話を勉強しました。少しでも留学の雰囲気が出るようにと、先生のことは正式な呼び方である名前+父称で呼んだり、なるべくロシア語のみで説明したりと、いつもの高専の授業とはだいぶ様子が違ったようです。最初はロシア人の発音がうまく聞き取れず戸惑うこともあったようですが、すぐに慣れて、修了するころにはまったく問題なくなりました。そのほか、日ロ交流史の授業も行われ、日本におけるロシアの痕跡について知識を深めました。
修了式ではイリイン・セルゲイ校長が修了証書を読み上げ、各教員から、「みなさん最後までよく勉強しました、とてもレベルが上がったと思います」との講評がありました。
学生代表のあいさつでは、「いつもはロシア語の授業はつらく、テストが近づくと大変でしたが、このオンラインコースでは毎日楽しく勉強できました。これからもロシア語の勉強をがんばります」との感想が述べられました。貴重な夏休みに10日間もロシア漬けで勉強したことは大変だったと思いますが、これからの学生生活にモチベーションを与えることになれば幸いです。
函館校ではこのように、高校・大学を対象にオンラインでの研修を受託しています。まずは事務局までご相談ください。