学生募集停止のお知らせ
この度、ロシア極東連邦総合大学函館校は、2024年5月29日開催の学校法人函館国際学園令和6年度第一回理事会・評議員会において、令和7年度からの学生募集を停止することを決議し、6月10日に所轄庁に届を提出したことをお知らせいたします。なお、今後は今年度の入学生を含む在校生全員が当校での所定の学業を終えるまで、函館市の補助をお願いして教育の継続に万全を期す所存です。
保護者、卒業生、函館市民のみなさまをはじめ多くの関係者のみなさまに支えられてここまで来ましたことに心から感謝いたしますとともに、当校が教育事業を無事に終えられるまで引き続きご支援・ご協力を賜りますよう、何とぞよろしくお願い申し上げます。
令和6年6月12日
学校法人 函館国際学園
ロシア極東連邦総合大学函館校
理事長 渡辺 善行
【ロシア極東連邦総合大学函館校は、ロシア・ウラジオストク市の極東国立総合大学(現・極東連邦総合大学)の分校として函館市に誘致され1994年に開校して30周年を迎えます。1996年には学校法人函館国際学園を設立し、専修学校ファーイースタンステイトユニバーシティ函館校(現・専修学校ロシア極東大函館校)として北海道知事の認可を受けました。開校以来函館市ならびに市民のみなさまのあたたかいご支援を受けながら、270名以上の卒業生を輩出し、「ロシアの大学の日本校」として日本とロシアの架け橋となる人材育成に力を尽くしてまいりましたが、2022年2月のロシアによるウクライナ侵攻を機に、社会の対ロシア感が急激に悪化したことと、折からの少子化による進学者数の減少も重なり、当校の入学者数は一昨年から急減し今年4月にはついに3名のみという事態に陥りました。これにより、経営継続に必要な最小在校生数33名に対して現在の在校生数は14名となり、ウクライナ侵攻は未だ終息する様子もなく今後とも入学者数回復の見込みも立たないとの判断から今回の処置に至りました】