ロシア語で村上春樹を読んでみましょう!
現在、世界中で一番注目される日本人作家と言えば村上春樹氏ですが、ロシアでもまた大人気です。このたび、下記小説のロシア語版・計7冊が寄贈され、図書室に開架しています。
村上作品の多くをロシア語に翻訳をしているコワレーニン・ドミトリーさんは極東大学東洋学部日本語学科の卒業生で、函館校イリイン校長の教え子です。コワレーニンさんはロシアにおけるハルキ・ブームの火付け役と言われ、村上氏のサハリン旅行にも同行する親しい間柄。今回寄贈された本もすべてコワレーニンさんの翻訳によるものです。
装丁も、とても素敵な本たち。学生のみなさんは、ちょうどこれから夏休み。時間のあるこの時期に村上作品をロシア語で読んで、コワレーニンさんの翻訳術を学んでみるのもいいかもしれませんよ。
「世界の終りとハードボイルドワンダーランド」
「ねじまき鳥クロニクル」
「スプートニクの恋人」
「海辺のカフカ」
「1Q84 book1~3」
以上、計7冊