極東の窓

ロシア極東連邦総合大学函館校がお送りする極東情報満載のページ。
函館から、ウラジオストクから、様々な書き手がお届けします。

「2018年のロシアを振り返って」

はこだてベリョースカクラブ

一般向け文化講座「はこだてベリョースカクラブ」の今年度第8回目(最終回)の講話内容です。
テーマ:「2018年のロシアを振り返って」
講 師:イリイン・セルゲイ(校長)
ゲスト:ソコロフ・ボリス(在札幌ロシア連邦総領事館函館事務所長)
デルカーチ・フョードル(副校長)

今回はイリイン・セルゲイ校長の担当回でしたが、ゲストに在札幌ロシア連邦総領事館函館事務所のソコロフ・ボリス所長と本校のデルカーチ・フョードル副校長が加わり、2018年にロシア国内で注目されたニュースについて解説しました。
日本の報道で知り得ることと、ロシア人が実際に感じていることは若干違っているようです。2018年に行われプーチン氏が再選した大統領選挙の話や、ロシアの年金制度改革、「日本におけるロシア年」および「ロシアにおける日本年」で一層活発になった昨年の日ロ交流について、と3つのテーマでお話しました。

ソコロフ所長からは、「極東地域において日本は大切なパートナーであり、日ロ首脳会談も頻繁に行われている。様々な方面、様々なレベルで親善を行うことは大事なことである」との言葉がありました。
毎年最終回には、終了後に茶話会を開いています。今回は学生チーム「ピロシキ八幡坂」が開発したオリジナル焼きピロシキ:ヴィネグレットピロシキと紅茶を楽しみながら、受講生のみなさんでおしゃべりしました。ビーツを使ったロシアのサラダ・ヴィネグレットを包んだピロシキは色がきれいで、さっぱりとして食べやすいと好評でした。
なお、ベリョースカクラブは2019年度の受講生を募集中です。毎年継続して受講される方も多い、人気の講座です。ロシアの文化や風習について、気軽に触れてみませんか?
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