極東の窓

ロシア極東連邦総合大学函館校がお送りする極東情報満載のページ。
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税関職員ロシア語研修 閉講式

函館校

3月3日(木)、税関職員の研修生7名が1月19日(水)から始まった長期にわたる研修を終え、閉講式を行いました。

新型コロナウイルス感染症が心配される中での研修でしたが、90分授業を1日に4コマ行うハードスケジュールを無事に実施することができました。
研修中は、職務に必要なロシア語のほか、ロシアの文化や歴史、地理、経済などの授業もおこないました。そのほか、昼休みの空き時間を利用してロシア人教員と卓球を行うなど親睦を深めました。

閉講式では、イリイン・セルゲイ校長が一人ひとりに修了証を授与するとともに、デルカーチ・フョードル副校長より講評がありました。また、函館税関からご来賓の遠山亨司総務部長様より「この研修で培ったロシア語の能力を各職場において十分に活かすと共に、更なる能力の向上を図ってください。」と激励の言葉をいただきました。
最後には研修生1名が代表してロシア語で、厳しくも楽しかった研修の日々を振り返り、ともに学んだ仲間や教職員に対し、感謝の言葉を述べました。

7名の皆さんは、それぞれの職場に復帰され、今後の業務でロシア語を使っていくことになります。
ロシアは今、難しい局面にありますが、客観的に隣国を観察し、言葉を理解する人材の育成は必要なことと考えます。
研修生の皆さんのますますのご活躍を心からお祈りいたします。