No.111 2022.04"Миллион звезд" ミリオン・ズビョースト/百万の星

恩師との出会い

ロシア極東連邦総合大学函館校 事務局長 大渡 涼子

私の通った高校では2年生に上がる前、社会科の日本史か世界史、どちらかを選択しなければならなかった。私は日本史が好きだった。でも世界の歴史は何も知らない。一晩悩みに悩んで、翌日提出する書類の世界史希望に丸を付けた。世界のことも幅広く知らなければいけないのではないか、と思ったのだ。結果は正解だった。あの時世界史を選んでいなければ、ゾロアスター教もイスファハンもカノッサの屈辱も、何も知らないまま大人になったであろう。
2年生になると、世界史の先生が、クラスの担任にもなった。私は卒業後、就職するつもりだったが、クラスの大半は進学希望だったし、先生方も私を進学させることを親に勧めてくれた。私はまた悩んだ。うちには進学させてもらえるほどの金銭的余裕はない。しかし、就職というのは少数派だし、やはりみんなと同じく進学するのがいいのだろうか。
今でも鮮明に覚えている。放課後、学校の階段を上っていたら、下りてくる担任とすれ違った。
「先生、忙しいですか?」先生は書類の束を抱えて、どこかへ行くところだった。私が進路の相談をしたいと言うと、先生はその用事より私を優先して、職員室でじっくり話を聞いてくれた。
私は何がしたいんだろう。国語が好きだ。札幌にある短大に行きたい。そこには国文科があった。ほかに家政科もあり、洋服を自分で作るのが好きだったので(というより、私服の高校でお金が無かったので、趣味と実益を兼ねて生地を買って服を縫っていた。そういう生徒も多かった)、それもいいな、と思っていた。その程度である。
国文科に行って何をしたいの?と聞かれてよくわからなかった。本を読むのも好きだし、作文を書くのも好きだから。でもその先に何をしたいかは、まったくわからなかった。薬剤師になるために薬科大に行く、教員になるために教育大に行くというはっきりとした目標を持ったクラスメイトもいたが、私はそうではなかった。
両親は、4年制大学に行きたいなら家から通ってくれ、札幌に行きたいなら経済的に2年しかやれないと言った。
結局私はその短大に憧れて、国文科を受験し、そこに通えることになった。短大は入った年は新入生、次の年には卒業生。2年間はアッと言う間に過ぎたが、授業には真面目に出席し、好きなだけ本を読み、茶道部に入り、冬休みにはアルバイトもして、充実した学生生活を送ることができた。
短大2年生になって、今度はいよいよ就職するときが来た。バブルのころだったので、就職先はいくらでもあった。私は、実は銀行員になりたいと思っていた。銀行は3時で仕事が終わると思っていたからだ。銀行員はお店のシャッターが下りた後も中で仕事をしていると後から知った。アホである。
めでたく金融機関に5年勤め、少し休みたくなって仕事を辞め、流れ流れてロシアとは何のゆかりもなかったのに、極東大学の経理係になった。
高校の世界史の先生は、それを喜んでくれた。実はまだソ連の時代、市立函館図書館で成田ナデージダさんという亡命ロシア人からロシア語を習ったことがある、さらに高校でロシア語クラブを作り、生徒を集めて教えていたというのだ!
そして私が極東大学に勤めて20年以上の月日が過ぎた。その世界史の先生は90歳になり、極東大学で開講しているベリョースカクラブという市民向けの文化講座に通ってくれている。バスと市電を乗り継いで、息を切らしながら八幡坂を登ってくる。あの一晩、悩みに悩んで世界史を選び、本当によかった、と思うのである。

卒業生からの寄稿

卒業に際しての所感 
ロシア地域学科 久保 正敏

平成30年4月、極東連邦総合大学函館校ロシア地域学科に入学しました。もう4年が経過し、時の立つものは早いものだと、改めて考えさせられています。
私は56歳で入学しました。つまり現在の年齢は60歳です。一般的にはもう「若い」という分類には該当せず、中年はおろか初老という分類に括られるだろうと思っています。そのため、卒業するまでは決して楽な道程ではなかったと思います。
ロシア語そのものに関連する勉強は、私個人としては、大変独特で厳しいものがあると考えています。しかし、同級生の人たちが「北海道ロシア語コンクール」で2年連続して優勝しており、その有効性は証明されているものと考えています。
ロシアの歴史や文化、地理・政治などに関連する勉強などは面白く、この分野での専門的な勉強を学習できることは大変興味深いことだと思います。
その他英語や法学入門、貿易実務に数学といった教養分野は社会人として必要であり、こういった分野における知識の取得に向けたものであると考えております。
論文作成は大学生としてその知識を受容、言説として発表する場としてふさわしいものであると考えております。これから社会に出て行く方々は、このような場が多く待っていると思います。
そしてすべての基になっているものは健康です。そのための体育は、週に一度でも身体を動かすいい機会だと思います。
このようにカリキュラムは効率的に組まれており、ロシアに関する学習をするために大変適している環境であると思います。
私のような初老のおじさんでも卒業することができました。徳川家康は「人の一生は遠き道を行くが如し、急ぐべからず」と述べております。授業に参加し、課題に取り組めば卒業することは誰でもできると思います。今後ロシア語が必要とされる時が必ずやってきます。これから入学される方々は、希望を持ってロシア語と取り組んでいっていただきたいと思います。
最後に、私が取りも直さず卒業することができたのは、ひとえに先生および職員の方々のご助力であると考えております。あらためて感謝いたしたいと思います。

4年間を振り返って
ロシア地域学科 関口 颯

函館に来てから早4年、振り返ればとても早く時間が経過したように思う。前半の2年間では、色丹島へのビザなし交流に参加した。またJT海外インターンシップでは、冬のモスクワ、サンクトペテルブルクを訪問し、現地の各企業で仕事の話やロシアでの生活の話など様々な濃い話をたくさん聞かせていただいた。これらのこの大学に入らなければ経験できなかったであろうこともできたことに加え、プーシキン大学短期留学や友人との旅行でもロシアに行く機会にも恵まれ、充実していたと思う。
しかし、後半の2年間は新型コロナウイルス流行の影響でできなくなってしまったことも多かった。本来なら3年次の3ヶ月のウラジオストク留学も、1年延期となった上に期間も短くなってしまった。ただ、1年延期されたことで、会うことができた人たちが多くいたことは私にとって不幸中の幸いであった。それでも、3ヶ月いたらウラジオストクで会った友人に村に連れて行ってもらえたかもしれない、もしかしたらあれもできたかもしれない等と思うと残念でならない。だが今では、「ウラジオストクに行けた」ということが、自分の大きな財産になったと思う。
そのほか、4年間を通して、学生の間でしかできないようなこともできた。実家のある東京までバイクで帰省したり、北海道内を旅行したりもした。アルバイトも良い経験となった。ロシア語以外にもこの4年間は学んだことが多く、人として成長できたと思う。ここで学んだことを活かすと同時に、これからも学び続ける人間として生きていきたい。

学生生活4年間を振り返って
ロシア地域学科 竹中 美紀

私の学年は入学した時、約20人の学生がいました。この時点ですごく少人数だけど、ロシア語科で卒業していった学生を除き、今は5人しかいません。もっと少ない。しかも、その5人のうち私だけが女性で正直大丈夫かな?やっていけるかな?って思っていました。でも、皆普通に仲良くしてくれました。
この大学の醍醐味である、ロシア・ウラジオストク本学への留学。本来4年制は3ヶ月留学のところ、コロナの関係上今年度は1ヶ月しか行けませんでした。もっと長い期間留学したかったし、むこうで仲良くなった人たちともっと遊びたかったです。でも、1ヶ月しか行けなかったからこそ、またいつか絶対行こうと思えました。ウラジオストクという町は港町ですごくきれいで、でも、天気が崩れやすく家から一歩も出れない日もあって、そのせいで、授業とかも急にオンラインになったりしました。この大学ではありえない事だったので、とても新鮮でした。4年間のうちで留学が一番楽しかったです。
一番大変だなと思ったのが卒業論文でした。就活・留学・授業・国家試験とすべて被って本当に最悪でした。授業に関しては国家試験ギリギリまであったので、勉強と並行しながらやらないといけなくて、本当に論文は完成させることができるのか、間に合うのか不安でいっぱいでした。何度も心が折れそうになりながらも、無事完成させることができて、評価ももらう事ができました。
ロシア語を学ぶに当たって、私は元々ネイティブなので、ロシア語を勉強する目的よりも知識を増やすために入学したので、正直授業がつまらいないと感じることが多くて、サボったりすることもあったけど、同学年の人たちのおかげで大学をやめずにここまで来る事ができ、卒業することができました。

4年間の感謝
ロシア地域学科 安井 燎大

本校での4年間を振り返ってまず感じるのは、先生方への感謝である。キリル文字も読めない状態で入学した当時の自分を考えると、4年間でここまでロシア語が自分の中で大きな割合を占めるものになるとは思っていなかった。自分がここまで努力してこられたのは、無論先生方全員のお陰であるが、語学としてのロシア語の深みにはまり始めた切掛けは、一年生後期のロシア語講読の授業だったように感じる。本校では殆どのロシア語の授業をロシア人の先生方が行う。これは本校が持つ長所の一つであるが、鳥飼先生が担当するこのロシア語講読の授業は、日本人の目線でロシア語を学ぶことができるという点で、本校におけるロシア語学習の品質の高さを支えている授業の一つであると思う。ロシア人の先生たちの授業で吸収した知識をこの授業で日本人的に整理できるというのは、私にとってとても大切な時間であった。鳥飼先生は、ロシア語、英語、日本語それぞれの比較について、授業を脱線して独り言のように口走ることがあり、自分はそこからさまざまな刺激を得ることができた。私が卒業論文のテーマを「ロシア語の句読点」に決定したことは、この授業で感じた何かが端緒となっていたのかもしれない。

ウラジオストクへの留学に関しては、不運にも新型ウイルスの影響で三年次から四年次に延期、留学期間も3か月から1か月に縮小という措置が取られたが、現在のロシア情勢を見ると、行けるときに行けただけ幸運だったと考えるべきだろう。ウラジオストクで過ごした時間は短かったが、卒業後にロシアの大学院に進学を予定している自分にとって、自分の将来への決心を固める期間として意義のあるものだったと考える。今後情勢がどう動くかはわからないが、万が一ロシアと日本を結ぶ橋が無くなってしまうようなことがあれば、それを再建する礎の一部となれるように、今後も努力を続けるつもりである。

最後になるが、4年間学費を負担してくれた父親、4年間様々なサポートをして下さった事務の方々、そして卒業まで時間を共有した私のクラスメイト達にも感謝を述べたい。

ロシア語科 笠井 大輔

ロシア極東大函館校の卒業を迎えて、自分はこれまでの小中高も含めて、本校の学校生活が最も面白かったと思っている。
入学するまで、自分はロシア語に興味はあったものの、文字も文法も全く分からなかった。当初は授業の進行が早いと感じ、本当についていけるのか少なからず心配もあった。しかし、先生方は面白くて個性的な方々ばかりで授業中の話も初めて知ることばかりでいつも面白かった。同級生も同様に皆個性的で先生に積極的に質問し、いつも授業が盛り上がっていた。小中高のいずれとも異なる雰囲気の授業を受ける中で、次第に楽しさが増していった。ロシア語は確かに難しいが、与えられた課題をしっかりやる、分からない箇所を放置しない等、基本的なことをこなしていれば、少しずつではあるが上達していくと実感した。そうして次第に当初の不安は解消されていった。
そんな学校生活の中でも最も楽しかったのは、やはりウラジオストク本学留学実習だ。自分は外国へ行くこと自体が初めてだったこともあり、街の景観や食べ物、日本語が一切書かれていない標識等、何もかも初めての体験だった。飛行機や車から外を眺め、楽しい留学生活を期待していた。しかしあてがわれた寮の部屋は人間を解体した様なバスタブ、壁に描かれた謎の絵、そこら中に転がるゴキブリの死骸等、収容所の如き汚さで、自分は呆然とした。本当に1ヶ月やっていけるのか不安になった。そんな状況を見た他の部屋の3年生が風呂を快く貸してくれたこともあり、何とか乗り切ることが出来た。
ここでの2年間はあっという間だったが、非常に多くの経験を積むことが出来た。それらの多くは恐らく他の学校では経験出来なかったと思う。ここで得たものを次の進路でも生かせるよう、引き続き努力していきたい。

ロシア語科 岡島 柊

ロシア極東連邦総合大学函館校の授業の特色は、なんと言っても、ひたすらに実践主義、という点です。
日本全国でどうなのかは分かりかねますが、少なくとも私のこれまで受けてきた言語教育は、まず用語や規則を暗記し、その後例文を見ながら、「これがあの文法で…」「この現象の名前は~で…」と言い当てるのを繰り返させるような、喩えるならばクイズ番組的な教育方式でした。
しかしこの学校では、真っ先に大量の例文を暗記し、それらを改変したり、あるいは組み合わせたりして、知育ゲーム的にロシア語を学びます。実際にこのような教育を体験するまでは、「そんな簡単な方法で外国語なんか覚えられるのォ?」と半信半疑状態でしたが、これが本当に、面白いぐらい身に付く(しかも普通に難しい)やり方でした。ロシア語に限らず、他の言語学習にも応用できそうなこの方法は、私がこの学校で得た最も価値の高い収穫物の一つです。
その他、沢山の収穫物の中でも、とりわけ際立っているのは、ロシア人の先生方との関わり合いでしょうか。生活上の細かな違いから、学問に対する向き合い方まで、何もかもが微妙に違う、と見せかけておいて、意外なところで全く同じ価値観を持っている、などということが多々あります。当校は少人数の、言ってしまえばかなり閉鎖的なコミュニティですが、そのような環境においても飽きずに学び続けられたのは、先生方の面白さあってこそでしょう。
他にも、АБВГ-Dayは印象的でした。私は中学校や高校の文化祭などで行われる、いわゆる有志発表が大好物だったので、高校卒業と同時に、「もう大々的にこういうことをする機会はない」と寂しく思っていたのですが、このイベントのお陰で再びあの空気感が味わえて、一時だけ魂が若返るのが感じられました。
数々の選択肢の中で敢えてこの大学を選び、学んだ二年間を、人生における無駄な時間にしないために、寧ろこの先の人生の重要な根幹とするために、今後の活動に励んでいきたいと考えています。

学務課お知らせ

校舎の利用時間

本校の校舎利用時間は平日8:30~17:00です。原則として平日以外は休校のため校舎内立ち入りはできません。利用時間外に校舎を利用したいときは、あらかじめ事務局に申し出てください。

校内掲示板(学生連絡)について

学生への連絡事項を校内掲示板に貼りだします。掲示板は、学生係、教務係、進路・就職、図書室、自治会・サークル活動、事務局の6種類ありますので、それぞれ見落としのないように確認してください。

出席率について

期末試験を受けるには各授業原則80%以上の出席率が必要です。

留年を防止するため、特に出席率が低い学生およびその保護者の方には文書で通知しています。

欠席について(7日未満の欠席)

やむをえず授業を欠席するときは事務局で所定の用紙をもらい、必要事項を記入して、欠席する授業を担当する教員に届け出てください。欠席する日があらかじめわかっていれば前日までに、当日急に欠席した場合は、翌登校日に届け出てください。

欠席した場合、放課後の補習時間を利用するなどして早期に授業の遅れを取り戻すことが必要です。

なお、7日以上の長期欠席、公欠は、事務局学務課へ届け出てください。

補習について

水曜日を除く平日の放課後は毎日ロシアセンターで補習を行います。補習担当教員の当番表は教務係掲示板に掲示しています。

成績通知について

本校では保証人との連携により、学生へのより適切な修学指導を行うことを目的として、学生の成績を保証人(学生の親権者等)の方々へ通知しています。

通知は、毎年4月頃に行う予定です。特段の理由により、保護者への成績通知を希望しない場合は事務局へ申し出てください。

また、学生の皆さんには学業成績簿とは別に成績通知を配付します。前期の成績は、後期授業開始時の9月に配付します。また、後期の成績は翌年度の4月に配付を予定しています。

2~4年生は前年度の成績について事務局で配付しますので、下記期間内に受け取りにきてください。

4月8日(金)~4月15日(金)

なお、期間を過ぎましたら個人情報に関わるので廃棄します。再発行はしません。

パスポートの取得について

コロナ禍において、留学実習等のロシアへの渡航が難しい中ではありますが、機会を逃さないためにも、まだパスポートを取得していない学生は、早めの申請・取得をしましょう。また現在パスポートを所持している場合でも、有効期限がロシア出国期限から6ヵ月以上残っていること、および見開きで2ページ以上の余白が必要です。自身でよく確認の上、早めに更新手続きを行うか、心配な学生は事務局に相談してください。

JASSO奨学金

本校入学以前に日本学生支援機構奨学金を貸与されていた新入生および前年度で貸与を終了した2~4年生は奨学金返還期限の猶予を申請できます。希望者は4月14日(木)までにインターネットのスカラネットパーソナルから在学届を提出してください。在学届の提出方法は貸与終了時に交付された「返還のてびき」に記載しています。分からない場合は事務局学務課へ来てください。

進学届の提出について(採用候補者)

大学等奨学生採用候補者は決定通知【進学先提出用】を4月7日(木)までに事務局へ提出してください。入学時特別増額貸与奨学金に係る書類提出の指定があれば一緒に提出してください。書類に不備がなければ学校の識別番号(ユーザIDとパスワード)を交付しますので進学届を4月14日(木)までにインターネットで提出してください。

初回振込日は5月16日(月)の予定です。

在学採用募集説明会(給付・貸与希望者)

4月14日(木)14:40から7番教室で奨学金申込の説明と申請書類を配付します。希望する学生は必ず出席してください。この日どうしても出席できない場合は、事前に事務局に申し出てください。

なお、募集する奨学金は給付奨学金と貸与奨学金の2種類があります。給付奨学金は、世帯の所得に基づく区分に応じて、学校の設置者(国公立・私立)及び通学形態(自宅通学・自宅外通学)などにより定まる月額が毎月振り込まれます。貸与奨学金は、学生本人が借りる制度(貸与型)です。卒業後は必ず返還をしなくてはなりません。未成年の学生は必ず保証人の方と相談してから、申し込みをしてください。

給付奨学生 在籍報告(2~4年生)

 給付金奨学生は、「在籍報告」により在籍状況や生計維持者について、インターネット(スカラネットパーソナル)を通じて届け出る必要があります。休学中等により支給が止まっている方も対象です。未提出のまま提出(入力)期間が過ぎると、給付奨学金の支給が止まります。下記の期間内に必ず提出してください。

提出期間:4月14日(木)~24日(日)25:00まで

就職支援について

就職支援体制について

事務局では全学年を対象に、随時個別相談を実施し、学生が希望の職に就けるよう、支援を行っています。昨今はオンラインによる会社説明会や面接が増えるなど、就活方法は多様化しています。就職全般の悩みから、エントリーシートの書き方・面接の練習といった具体的なことまで、気軽に相談してください。

企業説明会の案内や求人票はキャリアサポートセンター前の掲示板に随時貼りだしますので、定期的に確認をお願いします。

ジョブカフェ主催「企業と学生の交流会」(2022年1月17日実施)

JT奨学金海外インターンシップ

JT奨学金による海外インターンシップ(サンクトペテルブルク・モスクワ)は、昨年度は新型コロナウイルスのため、実施できませんでした。今年度もまだ海外への渡航が制限されている状況から実施は不透明ですが、動きがあればあらためてお知らせします。

TOEIC対策特別講座

TOEICは英語によるコミュニケーション能力を幅広く評価する世界共通のテストで、企業等では採用・昇進のための必須要件となっています。函館では今年も5月と9月に公開テストが行われますが、本校では前期に学内模試を含む特別講座を開催します。自己の英語能力を把握しさらに向上を図るために是非受講しましょう。開講日程は「学生係掲示板」にてお知らせします。

ТРКИ講座

ТРКИ(テルキ・外国人のためのロシア語検定試験)は語彙・文法、読解、作文、会話、リスニングの5つのパートからなる外国人ためのロシア語能力検定試験です。

試験は入門、基礎、1級~4級(数字が大きい方が難度が上)のレベル別となっており、ウラジオストク留学中にロシア語科2年生は1級を、ロシア地域学科3年生は2級の合格を目指します。

当講座では、学内模試を行うほか、各パートに合格するために必要な実践的な知識を学習します。開講日程は「学生係掲示板」にてお知らせします。

特別授業について

今年も特別授業を実施します。一般常識として必要な、時事問題や社会制度についての講義を予定しています。全学生の出席が必須です。

オープンキャンパス

今年度のオープンキャンパスは下記の日程で実施します。
日時:第1回 6月11日㈯14:00~15:30
   第2回 9月25日㈰ 9:30~11:00
   第3回 2023年1月21日㈯
    (オンラインのみ)10:00~11:30
1年生は模擬授業に出席します。また、学生自治会役員からは学生の視点から学校生活の紹介を行います。
オープンキャンパスは自治会行事でもあります。自治会役員と1年生は全員出席しましょう。
そのほか、Zoomを利用したオンライン個別相談会は受験希望者に対し、随時実施します。
お申込み方法や詳細はこちらからどうぞ。

お知らせ

ロシア語市民講座 受講生募集

本校のロシア語市民講座は、受講生の学習期間やレベルにより入門、初級、中級、上級とコースを分けています。まったく初めてロシア語を学ぶ方のための入門コースの募集は、1年のうちで5月の開講時のみとなっておりますので、興味のある方は是非この機会にお問い合わせください。初回は、5月9日(月)、毎週月曜日開講(祝日の場合は翌火曜日)です。申込締切4月25日(月)、詳細はホームページでご確認ください。

公開文化講座 はこだてベリョースカクラブ受講生募集

本校のロシア人教授陣を中心に、交替で毎回違った角度から日本語でロシアについての話題を提供し、ロシアについて理解を深めていただくための公開文化講座です。
年8回開催し、初回は5月16日(月)15:00~16:00です。詳細についてはホームページをご覧ください。申し込みの締め切りは5月6日(金)です。

ベリョースカクラブ2021年度の様子

函館日ロ親善協会からのお知らせ
1~3月の主な活動

〇新型コロナウイルスや現在のロシアをめぐる状況から、交流事業等はできていない状況です。

係りより

新年度の始まり、新しい環境にやる気が湧いたり、逆に不安になったりと、心も体も忙しい時期ですが、焦らずに自分のペースで頑張りましょう!!
そして、2年後、4年後の「ロシアのスペシャリスト」を目指し、様々なことに挑戦していきましょう。(福尾)