新ひだか町立静内第三中学校が修学旅行で来校
5月12日(木)、修学旅行の訪問見学で、新ひだか町立静内第三中学校の3年生9名が来校し、ロシアのいろいろについて学習しました。みなさんは修学旅行中、市内8ヵ所の大学や専門学校に分かれて見学をするそうで、この日来校の9名はロシアに興味を持って極東大学を選んでくれた、とのことでした。
はじめに、1年生の教室でスレイメノヴァ・アイーダ教授のロシア語演習の授業を見学しました。そこではロシア語の31文字のアルファベットを覚えるための歌を学生が歌っていました。英語のABCDEFG…のような歌ですね。
続いてデルカーチ・フョードル副校長がパワーポイントで、ロシアの国の成立ちや地理、民族、食文化について画像を見せながら説明しました。みなさんは有名なシベリア鉄道でウウラジオストクからモスクワまで、特急でも6日間かかるという話にびっくりしていました。
次に自分の名前をロシア語のキリル文字で書くことに挑戦。五十音対照表を見ながらうまく書けたところで、それを缶バッジに仕上げて記念品に持ち帰っていただきました。
ロシア語の会話ではイリイナ・タチヤーナ准教授と一緒に「こんにちは」、「私の名前は~」、「ありがとう」などの単語を使ってやり取りをし、英語から入ったロシア語(例えばランプやパスポートなど)をクイズ形式で勉強しました。そして民族衣装の試着体験、男の子はルバーシカというシャツを、女の子はサラファンというドレスを着て、記念撮影を行いました。
修学旅行ということで、倉田有佳教授が「ロシアゆかりの地・函館」と題し、極東大学周辺にあるロシアとゆかりのある建物や記念碑を見に行く散策コースに出かけ、現地解散となりました。
盛りだくさんな内容でしたが、みなさん熱心にメモをとりながら勉強してくれました。隣国であるロシアのことを、少しでも知り、理解してもらえれば幸いです。