はこだてカルチャーナイト2015開催しました!
10月2日(金)の夜、家族そろって地域の文化に触れる催し「はこだてカルチャーナイト2015」が開催されました。ふだんは見る機会がない公共機関や民間の施設を夜間開放する催しで、各所で趣向を凝らした展示やイベントを行いました。
本校の参加は今年で6回目となります。当日は朝からカルチャーナイトの開催自体が危ぶまれるほどの強風でしたが、本校には2時間半の間に74名もの来場者があり、そのほとんどが親子連れでした。
子どもたちは五十音表を見ながら、慣れないキリル文字を使って自分の名前を書く体験を真剣に行いました。それをロシアにちなんだイラストと“Меня зовут(私の名前は)”の文字が入ったカードに先生方がきれいな筆記体で清書してプレゼント。みなさん大事に持ち帰ってくれました。
また、マトリョーシカやサモワール(湯沸し器)、ホフロマ塗りやグジェリ陶器など色鮮やかで美しい民芸品の展示には、ロシアのどのあたりで作られているのか、ルーツは?などカルチャーナイトらしい質問も出され、先生方が一つひとつ答えました。
民族衣装の試着体験では、お友だちどうしや親子で楽しく記念撮影をする姿が見られたほか、以前本校ロシアまつりで上演した人形劇の人形を動かすコーナーでは、製作者であるデルカーチ先生とともに、子どもたちも実際に手足や口を動かしてみました。
この夏、インターンシップ研修でモスクワ・サンクトペテルブルクを訪問したり、北方四島交流事業で国後島を訪れたりした学生が撮影した写真も展示し、来場者は興味深そうに見入っていました。
カルチャーナイトは市内ではすっかり定着したイベントとなりましたが、このようなことをきっかけにロシアや極東大学に触れていただければ、もっと身近に感じることができるのではないかと思います。たくさんのご来場、ありがとうございました。