極東の窓

ロシア極東連邦総合大学函館校がお送りする極東情報満載のページ。
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全道ロシア語弁論大会で本校学生が1位受賞!

学生の活動

12月3日(土)に札幌市で開催された『第54回全道ロシア語弁論大会』(日本ユーラシア協会北海道連合会主催)のAクラスにロシア地域学科3年の鈴木貴大さんが出場し、見事第1位となる北海道連合会賞を受賞しました。
昨年は函館校からの出場者はありませんでしたが、2020年までは4年連続で函館校の先輩たちが1位を獲っており、鈴木さんはこれに続きました。また、ここ2年はコロナ対策でオンライン開催であったため、久々の対面開催でした。

鈴木さんが出場したAクラスは5分以内のスピーチと、ロシア語による質疑応答があり、楽しく発表することができて質問にも答えられたということです。
発表のテーマは「時代遅れのあの車はなぜ人気?」で、UAZというロシアの老舗自動車メーカーについて自分が調べたことと自身の思いを語りました。

今回出場しようと決意したのは、「教授会からの推薦があったこと、もう3年生だし実力を試してみたいと思ったから」だそうで、出場を決めてからの3週間ほどは、原稿を書き、音読し、暗記をして放課後には先生たちから発音指導を受けて臨みました。テーマ選びが一番難しかったとのことですが、車好きの鈴木さんは「いつかソ連、そして現代ロシアの精神を受け継ぐこの車を購入して、旅をしてみたい」と原稿に自身の気持ちを込めました。

鈴木さんには賞状、盾とグジェリ陶器のお皿が副賞として与えられました。おめでとうございました。