2023年オリジナルカレンダー 2月は??
<2月>アムール湾(ウラジオストク)
この写真を見ただけで、本校のロシア人教授陣たちは「ウラジオストクの冬の風景だ」と言います。雪もちらっと積もっている様子がわかるからかと思いきや、空の様子を見ただけでわかると言うのです。
理由は、ウラジオストクの冬は氷点下10度ほどでも晴れの日が多く、空気が澄み、この写真の左端に写っている発電所の煙突から出ている煙などがはっきり見えるからだそうです。
そして、この写真はいったい何の景色なのかというと、極東連邦総合大学の寮から見える景色です。特にイリイン・ロマン准教授は在籍時、この寮の隣の建物が校舎として使われており、9月(ロシアは新学期の時期が秋です)に入学して、慣れてきて寒くなって来た頃に教室から見える、これによく似た景色を強く覚えているそうです。
90年代から変わらないこの景色はウラジオストクの人に馴染みのある1枚でした。