青森南高校ロシア語集中セミナー in HAKODATEを開催
8月1日(火)~3日(木)の3日間、青森南高校外国語科でロシア語を専攻する生徒たちが来校し、ロシア語を始めロシア文化など大学の授業を体験しました。昨年から計画し、今年初めて実現したものです。
高校でのロシア語授業は週2回だそうですが、このセミナーでは3日間で6名の教員が文法と会話に分け、9コマの授業を集中的に行いました。
ロシア語以外にも日ロ関係史や文化史も勉強しました。ロシア文化の授業では函館ハリストス正教会を訪れ聖堂拝観を行ったほか、信徒会館に場所を移してロシアの文学や音楽を理解するのにも欠かせない正教会の知識について教えていただきました。
また、ロシア料理体験としてオリビエサラダを作りました。食材の名詞について単数形・複数形で説明を受けたり、オリビエはロシアのおせち料理にあたり、これを食べるとお正月を思い出す、などのエピソードを交えながら教わり、ピロシキやロシアンティーも用意して授業を担当した教員たちとともに試食しました。
最終日にはイリイン・セルゲイ校長から修了証書が手渡されました。高校とは違う大学の授業、中身の濃いセミナーで生徒たちは最初、戸惑った様子でしたが、ロシアにどっぷりと浸かった3日間で今まで以上にロシアに興味を持ち、力がついたことと思います。