No.116 2023.07"Миллион звезд" ミリオン・ズビョースト/百万の星

日露交渉史の表舞台では語られない函館とロシアの三つの交流

ロシア極東連邦総合大学函館校 教授 倉田 有佳

今から230年前、ロシアの使節アダム・ラクスマン一行が「エカテリーナ号」で函館に来航した(1793年7月15日)。函館では、これが函館とロシアの交流のはじまりとしている。しかし、日露交渉史で「ラクスマンの日本来航」と言えば、「1792年根室」である。1年のずれがあるのは、根室で冬を越した後、函館に入港・上陸したためである。見物人が集まり、盆と正月が一緒にやってきたような大騒ぎだった。門口に「露西亜屋敷」と書かれた標札を掲げた豪商白鳥新十郎の屋敷(現在の弥生小学校付近)で入浴させてもらい、種々の海産物や煮た貝料理でもてなされた。新井田亀田奉行にも面会した。
それからおよそ20年後の1811年、「ゴロヴニン事件」が起こる。測量調査をしていた「ディアナ号」のゴロヴニン艦長ら計8名が国後島で捕縛され、2年余り松前に幽囚された事件のことである。松前に送られる前、函館の牢屋に約50日間留め置かれた。ゴロヴニンが帰国後にまとめた『日本幽囚記』には、函館の牢屋の待遇のひどさ、捕縛の原因となったフヴォストフ事件(露寇事件)の真相解明やロシア事情を探る幕府役人による尋問の様子だけでなく、囚われの身のゴロヴニンを励ますつもりで菓子を密かに差し入れる者がいたこと、悲観するゴロヴニンの気持ちをよそに、ラクスマン来航時の水兵からもらったというナイフやロシアの銅貨やボタンなどをわざわざ見せに来る者、扇子を10も20も持ち込み、ロシア文字を記念に書いてもらおうとする者まで現れたことも記されている。同書はヨーロッパ各国に翻訳され、ヨーロッパ人の日本への理解を深めたということだが、かの宣教師ニコライもこの書を読み、日本民族への関心を抱き、ロシア領事館付属聖堂司祭に応募し、1861年、函館にやって来た。
さて、2年を迎えた「松前幽囚」も釈放に向けて動き出し、1813年10月、ゴロヴニン提督の部下リコルド一行が「ディアナ号」で函館に到着する。同艦には、石巻(仙台藩)「若宮丸」の元漂流民(水主)が通訳として乗っていた。日本名は善六だが、ピョートル・キセリョフを名乗り、イルクーツクで日本語教師をしていた。国外に出たのは、漂流という不可抗力だったが、ロシア正教会で洗礼を受け(つまりロシアに帰化)、ロシアに留まったのは自らの意思だった。これが鎖国時代の日本にあっては国禁を犯す行為であることを承知していたリコルドは、函館上陸の前夜、善六を呼んで意思を確認した。すると、「私は日本人ではありません」、と在露歴20年の善六は言い切った。
日露会談の場所となったのは「沖の口番所」だった。善六は幕府役人を前にリコルドの最初の挨拶を日本語に訳す。ところがその直後、同席していた村上貞助に通訳の座を奪われる。函館入港前、リコルドは、松前にはロシア語のできる者がいるとの情報を得ていたようだが、貞助の流暢なロシア語に驚く。貞助は松前奉行所の同心で、ロシア語を学ぶためにゴロヴニンの下に派遣され、1年程度手ほどきを受けた。ロシア語の上達はゴロヴニンを驚かせるほど速く、ゴロヴニンの信頼も得た。幕府役人からの捕縛も覚悟の上で会談場に臨んだ善六が気の毒でならない。
だが、ゴロヴニン釈放を左右する日露双方の公文書の翻訳など、善六は会談前から通訳としての役割を果たしていたことを忘れてはならない。
リコルドと共に「ゴロヴニン事件」を解決に導いたとして、「最初の民間外交官」に例えられる高田屋嘉兵衛だが、リコルドによれば、二人の間の意思疎通は善六の登場によってスムーズになった、と通訳善六を評価している。だが善六は、ゴロヴニン釈放の一翼を担ったにも関わらず、歴史の陰に埋もれたままだ。
そのようなこともあり、来る10月7日(土)には、筆者も関わる函館日ロ交流史研究会と石巻若宮丸漂流民の会では、善六来函210年を記念し、善六に焦点を当てた講演会と上陸した沖の口番所跡訪問(現在は「函館市臨海研究所」が建つ)を企画している。
最後となるのは、「プチャーチンの函館来航」である。周知のとおり、プチャーチン提督を全権代表とするロシアの使節団は、1853年8月、「パルラーダ号」で長崎に来航した。しかし、クリミア戦争勃発の報に触れ、一旦長崎を離れることになる。函館には、ニコラエフスクから「ディアナ号」に乗り換えて、日露会談を大阪で再開したいとの意向を箱館奉行経由で幕府に伝えるためにやって来たのである(1854年10月21日)。結果的には、御所に近い大阪ではなく、伊豆の下田を会談場とし、1855年、同地で日露和親条約が締結された。なお、プチャーチンと共に函館に上陸したゴシケーヴィチは、当時は外務省から派遣された漢文通訳だったが、それから3年後、今度は初代駐日ロシア領事として堂々と軍艦で函館に入港する。幕府の役人は、「前に見たことがある人だ」、と気付いたというから面白い。
以上の三つの事象については、1年生の「日ロ関係史」の授業で毎年取り上げている。教科書に名前が出るほど、日露交渉史に名を刻むロシア人が、教室から徒歩圏内の場所にやって来たことを知り驚くだけではない。歴史の表舞台で副次的に扱われている出来事が、実は大きな歴史の一片を成していることや、次の時代の布石や伏線(時には歴史の負の連鎖)となっていたことに気付くことだろう。無論、歴史の表舞台(大筋)を知らずして、枝葉末節にこだわるのは危険である。だが、プロセスよりも結果が優先され、派手なパフォーマンスや刺激的な映像が目に飛び込みやすい時代だからこそ、大業の陰に隠れた小さな出来事や人々の軌跡に目を向けたいものである。

△松田伝十郎『北夷談 附図』(函館市中央図書館蔵)。右端が善六。

学生からの投稿
1年生特集『本校に入学して』

日本語教師としての関心
ロシア語科 本間 大祐

«второе июня пятница Сегодня мы смотрели видео русских сказок.(中略) Но по-моему, главная особенность сказки это анимизм. Например, дома сами движутся, печки сами говорят, колобок поёт…»
訳→「6月2日金曜日 今日、私たちは、ロシアの昔話のビデオを見た。一般的なロシアの童話では、魔王が自分の命を卵に隠し、魔女が森の中を飛び、イワン王子はあまり賢くない…。しかし、私が思うに、1番特徴的なのはアニミズムだろう。たとえば、家が勝手に動き、ストーブがひとりでに喋り、小麦粉団子は歌う…」
…日本における「八百万神」に近い概念や感性が、ロシアにおいても幼少期から触れられているのには驚いた。ロシア人の先生も、唯物論者を自称しながらдомовой (ロシア版座敷童) について考える。
日本語教師にとっては興味深い。たとえば、中国人が相手の時は、ほぼ同じ表記の漢字から理解を積み上げられた。しかし、ロシア人が相手だとそうもいかない。共通の知識や感性を知らないからだ。「お互い同様のものを持っている」ことは、授業を計画する上でも、友好関係を築く上でも前提の知識になる。

ロシア語科 佐藤 健太郎

極東大におけるロシア語学習は、日本では唯一無二の経験だ。硬母音と軟母音を軸にした文法体系の理解の仕方や、古代ローマ・ギリシア時代に遡る語根と語義の理解、ロシアの生活や文化・歴史と結びついた語彙や慣用表現などをロシア語ネイティブから直接習える場所は、日本のみならず世界でも稀少なものだ。ここで学ぶことで、ロシア語に関しては、日本人教師から教わったりましてや独学をしていたのでは到底たどり着けない深い領域に入ってゆけることは間違いない。国連の公用語でもあり、今後の多極的な世界でますます重要性が増していくロシア語を学ぶ環境としては最高のものだ。
ただしそれには、毎日学校まで来なければならない。八幡坂を上らなければならない。函館に特有の強風や突然教室に闖入するスズメバチにも屈さない強靱な肉体と精神が要求される。語学教授法も、我々の慣れ親しんでいる日本式とロシア式とでは大きく異なり、その点でも困難を乗り越えなければならないだろう。日本式の筆記中心・文法事項の暗記重視の学習法と異なり、ロシア式では口頭での回答や例文・単語の暗記・暗唱が中心となる。語学の習得にはロシア式のほうが効率的であろうものの、黙々と講義を受けることに慣れている学習者にとっては戸惑いがあるだろう。そうした困難もあるが、概して極東大での生活は良いものである。この環境を最大限に活かして2年間を有意義なものにしていきたい。

ロシア地域学科 早川 穂乃花

この学校に入学してから、自分の色々なところが変わったなと感じています。本当に色々変わっているので全部は挙げきれないのですが、そのうちの2つを書いていきます。
1つ目は、時間の感じ方です。原稿を書いている今は、入学して2ヶ月とちょっと過ぎたくらいなのですが、私の中では既に半年以上過ぎた感覚になっています。それだけ一日の内容が濃いのか、ただ純粋に自分が疲れているだけなのかは分かりません。90分の授業時間も、高校生のときは50分で長いと感じていたのに、今は気づいたら残り20分だったなんてことがあたり前になってきたので、なんだか不思議な気持ちです。好きなことをやっているから、あっという間に時間が過ぎているのだろうなと思いたいです。
2つ目は、自分自身の変化です。私は元々消極的な方で、進んで何かをするというのが苦手でした。生徒会には1度も立候補したことがないし、人に勧められても目立ちたくない!という思いが勝っていました。
しかし今は、そんな私が自治会役員をやっているもんですから、人生は何が起こるか分からないですね。この学校に入ってから、同級生の意欲が高いのもあって、つられて何か行動することが増えました。結果的にやって後悔したことはまだないので、これからも様々なことに挑戦したいです。

△新入生歓迎会 ロシア料理「ペリメニ」づくりの様子

ロシア地域学科 一ノ渡 夏菜

入学してから2か月…。
「経ってしまったか…」
当初のことを思いながら、ふと顔を上げた先には、分厚い霧に覆われた函館山があった(確かに今日は、周りを見ても雲がかっているように少し視界が悪い…)。無意識に小石を蹴ってしまった。
もし今、登山をしていたならば、数メートル先の気配にも気づくことはできないだろう。ロープウェイがみるみる間に消えていく。それをぼーっと眺めながら山坂が多い道をあえて選んで歩いていた。
もしかして向こうからしてみれば、自分の近くの何かは常に見えていて、下の方は見えず、自分の上にも見えないのかもしれない。
『その状況に身を置かれなければ、わからない』
誠にそうである。自分はどこの位置が良いのか…。
今は機械的な毎日ではなくなったことが、なによりも嬉しく感じる。私の求めていたものだ。それと同時に何か…、失った気がする。

△体育授業の函館山登山にて

ロシア地域学科 岩岡 正悟

ロシア語の難しさは他の新入生が既に言及していると思うので、私は本校の特色について書きたいと思う。多様性である。学生それぞれに異なる郷里があり、入学の動機も背景もまた然り。校舎では日本語、ロシア語、英語、中国語、ドイツ語、フランス語を耳にし、窓からはお寺の瓦屋根と十字架、八端十字架、聖母像が見える。本校が位置する函館もかなりユニークな街である。本校から1kmも離れないところに旧イギリス領事館があり、旧アメリカ領事館だった建物は今でも一部が弥生小学校として残っている。レンガ造りの旧ロシア領事館も残っていて、2025年にホテルとして生まれ変わる予定である。もっと言えば本校の1階には現在でもロシア領事事務所として使用されている。このように何もかもユニークな土地に少なくとも4年間住むと決めたことは、人生の行く末を大きく左右したはずだ。毎日が非日常で、毎日が不思議の国のアリス状態、それでも人は進化できる。そう実感する場所です。

ロシア地域学科 渡邉 晟矢

ロシア革命の立役者、レーニンにはこんな名言がある「学べ、学べ、なお学べ」、この言葉は、私の学校生活への思いを象徴するものだと思う。
私はロシアの歴史が大好きであり、ロシア語を学んで、歴史的な町や博物館を巡るのが夢だ。このような理由から、ロシア語と、ロシアという国を専門的に学べる場所を探した結果、本校に出会い、高校1年生のころには本校に進学すると決心していた。
そして、念願叶って入学した今思っていることは、この選択は間違っていなかったということだ。毎日大好きなロシアについて学び続けることができる、これに勝る楽しさはない。もちろん勉強には、根気が必要だが、学べば学ぶほど、自分の力がついていくことを実感できるからやる気は無くならないし、好きなことを学び続けられる日々がとても楽しいと感じる。
また、同級生たちも、ロシアに対して強い思いを持っている人ばかりなので、共に勉強できたり、共通の話題で盛り上がることができたりして、今まで経験することができなかった新鮮な日々を送ることができている。(彼らのことは、同じような志を持つ者として「同志」と呼ぶのが相応しいかもしれない。)
このような充実した学校生活を送れる場所に進学できてよかったと思うと共に、これからも、少しでも多くの知識を吸収できるように学び、学び、なお学び、同志たちと共に日々を過ごしていきたい。

△アグリ八幡坂の活動で、二十日大根を収穫

学務課お知らせ

前期試験日程
今年度の前期試験は下記の通りです。ザチョット週間は、通常の時間割どおりに行われます。
エグザメン週間の日程については、掲示にてお知らせしますので確認してください。
ザチョット:8月 1日(火)~8月 7日(月)

エグザメン:8月 8日(火)~8月18日(金)

成績通知について
前期の成績は、後期授業開始時の9月に配付します。配付は事務局で行いますので、期間内に受け取りに来てください。
 9月11日(月)~9月22日(金) 
なお、期間を過ぎましたら個人情報にかかわるので廃棄します。再発行はしませんので、希望者は必ず受け取りに来てください。

夏季休業
今年度は、8月21日(月)から9月8日(金)です。後期授業は9月11日(月)より始まります。

事務局テレワーク期間
夏季休業中の下記について、事務局のテレワーク期間とし、校舎を閉鎖します。この間、図書室は利用できません。証明書等急ぎご希望の場合は、info@fesu.ac.jpに、まずはご連絡ください。

8月21日(月)~9月1日(金)午前営業、午後閉鎖
9月 4日(月)~9月8日(金) 全日閉鎖

JASSO奨学金~給付型奨学生の皆さんへ~
給付型奨学金を受給している学生は、毎年4月と
10月の定められた期間内にスカラネットPSで「在籍報告」をしなくてはなりません。
 在籍報告は、「スカラネットパーソナル」を利用して行います。登録をまだ行っていない学生は、10月に実施される在籍報告の前に、下記URLから登録を済ませておいてください。実施期間については、改めて告知します。
スカラネットPS URL 

図書室お知らせ

図書室を有効に利用してください
昨年度は、購入25冊と寄贈8冊の計33冊を新たに受け入れ、開架しました。今年度もロシア関係を中心に購入枠を設定し、学生・教員の研究につながる裾の広い図書の選択を目的として要望をもとに図書を購入するとともに、その利用実績をトレースしながら活用状況を把握します。
論文作成や、自身の教養を深めるため、ぜひ図書室を活用してください。

短信

特別授業「税に関する講演会」開催

函館校では、これから社会に出るために必要な知識を身に着け、またロシア以外のことを幅広く知るために、外部から講師を招き、全学生を対象とした特別授業を年に数回開講しています。
6月12日(月)、今年度第1回目の特別授業として、函館税務署の税務広報広聴官 大塚智子さんに「税金について考えてみよう」をテーマに講演していただきました。
制度全般の話を体系的にご説明いただいた後、これから社会に出ると直接関係してくる源泉徴収や確定申告、受けられる控除など、複雑な税金についてわかりやすく教えていただきました。学生も興味を持って聴講し、質疑応答もありました。

第1回オープンキャンパス終了

6月24日(土)、今年度第1回目のオープンキャンパスを開催しました。対面参加とオンライン参加(Zoomでライブ配信視聴)によるハイブリッド方式で行いました。
渡辺善行理事長から開会挨拶の後、教員一人ひとりが、担当する授業など自己紹介を行いました。大渡涼子事務局長から、学科の違いや卒業時の資格、奨学金など「学校の概要」について説明があった後、学生自治会役員による「学生生活紹介」では、写真を見せながら授業や留学実習、ロシアまつりなどの学校行事、課外活動について、一年間の流れを紹介しました。
また今回は、「卒業生の進路と就職について」で2021年にロシア地域学科を卒業し、現在はモスクワの在ロシア日本国大使館で派遣員として働いている竹内のぞみさんとオンラインでつなぎ、ロシアでの仕事を通じて感じることや、自分の専門分野を持つ大切さなどを語っていただきました。
参加者の皆さんから一番好評だった模擬授業では、イリイナ・タチヤーナ准教授による1年生の「実用ロシア語会話」で普段実際に行われている先生との会話、クラスメイトとペアを組んでの会話、ビデオ教材を見ながら反復して暗唱する練習成果をお見せしました。今回初めての試みとして、最後に合唱サークル・コール八幡坂が「カチューシャ」をロシア語と日本語で披露し、終了となりました。対面参加者には個別相談も行われ、住まいや入試制度についてなどの質問にお答えしました。
 参加者からは、疑問だったことが解消されたとの感想でした。入学を検討されている方は、ぜひ次回、ご参加ください。今後の予定は以下の2回です。対面参加は次回9月が最後となります。

9月24日(日)9:30~11:00(対面・オンライン)
1月20日(土)10:00~11:30(オンラインのみ)

また、日程が合わない方には随時学校見学や、オンラインでの個別相談も受付けておりますので、ホームページ「お問い合わせフォーム」からお申込みください。

今年度の留学実習について

ウクライナ侵攻の影響を受け、未だロシアへの渡航が難しい状況が続いています。しかし本校の留学実習は卒業要件であり、多くの学生にとっては入学前からの目的でもあります。現地で生活しながら、今まで学んだロシア語を実践・研鑽することは、何物にも代えがたい経験です。
そのため、昨年に続き今年も中央アジア・キルギスの国際大学に1ヵ月間留学することになりました。対象となるのはロシア地域学科3年生とロシア語科2年生です。キルギスはロシア語が公用語であり、昨年の例からも比較的安全に留学できるものと思われます。学習成果をあげられるよう、最大限の準備をしていきます。
 8月28日(月)~9月29日(金)成田発着予定

石館とみ奨学金

令和5年度の本校での学資として給付される奨学金です。人物、学業ともに優れ、かつ将来、社会奉仕の精神に基づく社会貢献を期待できる学生に対し奨学金を授与することにより、優秀なる人材の育成と教育成果の向上に資することを目的としています。
奨学金の採用人数は2名を上限に、奨学金額は1名年額17.5~35万円を限度とします。
この奨学金の応募にかかる説明会を下記日程で行います。選考日程・提出書類については、掲示版を確認してください。
≪説明会≫
 日時:7月3日(月) 12:40~
 場所:図書室

お知らせ

オンライン個別相談会随時受付中!

スマートフォンやPC でご自宅に居ながらにして、本校のことが分かるオンライン個別相談会を随時開催しています。
本校の教員と事務局職員がペアになり、入試制度、本校での学習の全般、学費、奨学金、学生生活などの質問にお答えします。受験を考えている方はもちろん、保護者の方も気軽にご相談ください。
〇時間:1回あたり15~30分程度
〇お申込み方法:事前予約による申込(希望日の3日前まで受け付け)
※ホームページお申込みフォームのコメント欄に希望日時をご記入ください。担当者が後程返信いたします。
使用機材:Zoom(PC、タブレット、スマートフォンをご用意ください)。
     インストールの方法について不明な場合は、ご相談ください。

カルチャーナイト

市内の文化施設や教育施設などを夜間開放し、家族そろって地域の文化に触れるイベント、「はこだてカルチャーナイト2023」が開催されます。
本校では、ロシアの民族衣装試着体験と、キリル文字で自分の名前を書いて缶バッジにするコーナーを開催します。ロシア人の先生がやさしく教え、缶バッジはお持ち帰りいただけます。どちらも無料です。
この機会に函館校を親子で訪れてみませんか?
日時:9月22日(金) 17:30~20:00
場所:ロシア極東連邦総合大学函館校ロシアセンター

小学生対象夏休みマトリョーシカ絵付け体験教室

ロシア人の先生が下絵を描いた白木のマトリョーシカに一人1個、色をぬります。小さなお子さんでも簡単にできるので、夏休みの自由研究に最適です。またロシア語で作った名札もプレゼントします。
日時:8月8日(火) 9:00~12:00
場所:ロシア極東連邦総合大学函館校 3F 講堂
費用:一人2,000円(当日いただきます)
定員:小学1~6年生 10名まで
申込:ロシア極東連邦総合大学函館校
   事務局までお電話でお申込み下さい。定員になり次第、締め切ります。
   初めての方を優先させていただきます。
電話:0138-26-6523(月~金 9:00~17:00)

△完成したマトリョーシカを持って記念撮影(2022年撮影)

ホームコンサート「極東の窓」から Vol.4

夏の恒例シリーズ、2年ぶりの開催です。今回は“オールロシアプログラム”でお届けします。真夏の宵、素敵な音楽を、堪能しませんか?

日時:7月21日(金) 18:00~19:00
場所:本校 3F講堂
出演:ピアノ 高実希子 ヴァイオリン 田代裕貴
曲目:チャイコフスキー:ワルツ・スケルツォ
            ハ長調 作品34
   ラフマニノフ:ヴォカリーズ 作品34-14 他
料金:本校学生は無料、その他は一口1,000円以上の寄付をお願いします。ソフトドリンク付き。
定員:先着50名 事務局までお電話でお申し込みください。 
電話:0138-26-6523(月~金 9:00~17:00)

△一昨年の様子

函館日ロ親善協会からのお知らせ
4~6月の主な活動実績

現在、主だった活動はできておりません。今年度も会費は徴収いたしません。ご理解のほど、よろしくお願い申し上げます。

係りより

1年生もすっかり学校生活に馴染み、授業に熱心に取り組むほか、コール八幡坂やアグリ八幡坂など様々な活動に積極的に参加しています。
さぁ、次は期末試験!学生の皆さん、夏休みまであと少し!頑張りましょう!(福尾)