極東の窓

ロシア極東連邦総合大学函館校がお送りする極東情報満載のページ。
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富山県立伏木高校が研修で来函

函館校

12月20日(水)、富山県立伏木高校国際交流科でロシア語を選択する2年生18名が、研修で函館校を訪れました。伏木高校は国際交流科のみを置く高校で、英語のほか、第2外国語としてロシア語・中国語・韓国語を勉強しており、昨年度に続き2回目の来校でした。
本来ならばウラジオストク市にある高校と友好校提携を結んでおり、ウラジオストクを訪問し1週間程度ホームステイをしながら語学研修を行っているそうですが、現在はロシアへの渡航ができないため、「日本で一番ロシアを身近に感じられる場所」である函館に2泊3日で研修に来たということです。

最初に、高校生のみなさんが4チームに分かれてそれぞれ、伏木高校ついて、富山の食、名所などを紹介してくれました。
その後、デルカーチ・フョードル副校長が、「ロシアのあれこれ」と題し、広大な国土や民族、社会生活や文化についてスライドをまじえながら幅広く紹介しました。生徒さんたちも興味深く耳を傾け、授業の終わりに先生のところに駆け寄り、「ロシア人は普段何を食べているのか」、など直接質問していました。ロシアに行ったことがないので、いつか自分の目で見てみたいそうです。

続いて、「函館とロシアの交流史」と題し、倉田有佳教授が歴史について解説しました。
生徒さんたちは短い滞在中に、五稜郭や函館ハリストス正教会など市内観光を楽しんだようです。