２月１０日（土）の２０２４はこだてロシアまつりに向けて、着々と準備が進んでいます。今年は学生発表の中で、人気漫画「ゴールデンカムイ」に登場するロシアの歴史や文化について紹介する予定です。「ゴールデンカムイ」と言えばアイヌ文化とも深く関連するため、今回アイヌ文様をモチーフとした小物を作って販売することを目標に、まずは希望する学生を対象に刺繡の体験教室を開きました。

講師を務めたのはロシア語科１年の本間大祐さんです。本間さんは過去にアイヌ民族文化財団主催のアイヌ語弁論大会で優勝した経験もあり、自身で刺繡も行っています。
この日は本間さんが作ったスライドを用いてアイヌ刺繡の考え方やコツをレクチャーしてもらいながら、基本的なチェーンステッチを刺してみました。普段針を持つ経験が少ない学生も挑戦し、一針一針丁寧に、90分間で７㎝ほどのステッチを縫ってみました。これからどんな作品に仕上がるか、当日のロシアまつり・キオスクコーナーへぜひお越しください。