小学生のためのマトリョーシカ絵付け体験教室を開催
夏休みの自由研究に役立ててもらおうと、小学生を対象とした「夏休みマトリョーシカ絵付け体験教室」を8月7日(火)に開催しました。
当日は小学1~6年生まで、定員を上回る13人のお子さんたちが筆を手に約3時間にわたり、絵付けを行いました。遠くは京都府から、お母さんの実家への帰省に合わせた小学生も参加しました。
はじめにイリイン・セルゲイ校長から、マトリョーシカは日本の「だるま」が元になっている説もあることや、ロシアでのマトリョーシカの歴史や名産地について紹介しました。
続いてデルカーチ・フョードル副校長が、ロシアの女性の民族衣装「サラファン」やマトリョーシカが必ずかぶっているショール「プラトーク」を見せながら、衣装の成り立ちや色の合わせ方について説明しました。下絵は白木のマトリョーシカに先生があらかじめ鉛筆で引いてあります。絵の具は自分の好きな色を選び、好みの色が無い場合は、自分で絵の具を調合していきます。先生から教わったとおり太い筆と細い筆を上手に使い、きれいに仕上がるよう塗る場所も先生の指導に従い順番に塗っていきました。
3時間の長丁場でしたが、一番最後の顔を描きいれる場面ではみんな真剣です。美人なマトリョーシカになるように力が入ります。仕上げに自分の好きな絵や模様を描き足し、世界に一つだけのマトリョーシカが完成しました!自分だけのマトリョーシカを手に、みんな満足した笑顔で先生と記念撮影しました。夏休みのいい思い出になってくれるといいですね。