サハリンの遠泳チームが来校
7月25日(木)、サハリンと稚内の間の宗谷海峡、約43キロメートルの遠泳にチャレンジしたロシア人選手たちが来校し、1年生の実用ロシア語会話の授業に飛び入り参加しました。
遠泳はロシア寒中水泳協会が主催したもので、ロシア・日本・中国・南アフリカの4か国計36人がリレーを行ったそうです。
7月18日にサハリン最南端のクリオン岬を出発し、15分交替で日ロ国境線まで泳いだ後、いったん出国手続きのためにサハリンに戻り、ふたたび国境線まで船で行ってから稚内を目指したとのことです。宗谷岬まで15キロのところで日没と潮の流れが速くなったため、残念ながら船に乗り換え22日に稚内に上陸したそうですが、水温5度という厳しい時も乗り越えながらのゴールでした。
最年少・10歳のヤロスラフくんから1年生全員に遠泳の記念バッジをプレゼント。イリイン・セルゲイ校長には「太陽と友情に向かって 白樺から桜まで 日本の大主教・聖ニコライの道を辿る」とリボンに書かれたメダルが渡されました。一行はそこに書かれた通り、その足で、函館ハリストス正教会へ向かいました。