古川学園高校2年生が修学旅行で来校
12月16日(木)、宮城県大崎市にある古川学園高等学校創志コースの2年生42名が修学旅行で来校しました。通常の修学旅行は長崎県に行くそうですが、コロナ禍のため、函館だけに2泊するとのことでした。ほとんどの生徒さんが函館を訪れるのは初めてだそうですが、五稜郭や函館山からの夜景などを有名観光地を見学する一方で、函館とゆかりの深いロシアについて学習しようと当校を訪問することに決め、事前に多少、日ロ関係史なども学んできたとのことでした。
当日はデルカーチ・フョードル副校長が「ロシアのあれこれ」と題して地理や歴史、民族、産業や住居、ロシア料理などについて幅広く講義しました。また、ロシア語のキリル文字とひらがなを対比させた表を見ながら自分の名前をロシア語で書くことに挑戦。英語とは違う文字に苦労しながらも、全員自分の名前を表すことができ、それを丸く切った色紙にペンで手書きしました。
最後は男女それぞれ4名がロシアの民族衣装を試着して、みんなで記念撮影しました。男子は「ルバーシカ」というシャツを着て帯でウエストを縛り、女子は伝統的な「サラファン」というワンピースを着ました。帰りには、勉強になりました、民族衣装を着られて嬉しかったです、と言ってくれた生徒さんもいました。
名前を書いた色紙は、後ほど缶バッジに仕上げてお土産にお渡ししました。コロナで修学旅行先も近場となり、期間も短縮されたようですが、少しでも外国の気分を味わうことができ、ロシアを身近な隣国として捉えられるようになっていたら幸いです。