極東の窓

ロシア極東連邦総合大学函館校がお送りする極東情報満載のページ。
函館から、ウラジオストクから、様々な書き手がお届けします。

はこだてカルチャーナイト2024に参加しました

函館校

普段は外観でしか見ることができない教育・文化・民間施設が夜間開放されるイベント「はこだてカルチャーナイト2024」が9月20日(金)の夜に開催されました。今年は30の施設で約40の機関や企業・団体が出展しました。日本銀行や市長室、NHK函館放送局のスタジオなどを見学できる、毎年人気のイベントです。本校は昨年に引き続き参加し、昨年よりも多い、221名の市民の皆様が来校されました。

本校では例年同様、ロシアセンター内にコーナーを作り、お客様をお迎えしました。

コーナーの一つは、ロシア語の五十音対応表を見ながら自分の名前をキリル文字で書いて缶バッジを作るものです。何度か自分で下書きをした後、ロシア人教員が点検し、丸い缶バッジ用の紙で、いざ本番!ロシア語で名前を書く他、今日の日付を書いたり、飾り付けをしたものを機械で一つずつ缶バッジにします。お子様だけでなく、ご年配の方も触れることのないキリル文字を真剣に書き、記念になったと喜んでいただけました。

もう一つのロシアの民族衣装を着るコーナーでは、家族連れのお子さんは最初、試着しようか迷っている様子が見られましたが、ほかの子どもたちが着ているのを見ると、着てみたくなるようです。また、保護者の方々も子どもの写真だけと思ってコーナーに来られますが、「お父さんもどうですか」、「お母さんもいかがですか」と声をかけると、家族みんなで写真に写っていました。手にバラライカを持ったり、大きなマトリョーシカを抱えたりしていろいろなポーズで、何枚も楽しんで写真を撮る姿が見られました。華やかなロシア民族衣装を纏っての記念撮影は、きっとよい思い出になったことでしょう。

多くの方のご来場、ありがとうございました。