みんなで作ろう!マースレニッツァ
冬を追い払い、春の到来を祝うロシア伝統のおまつり、マースレニッツァ。
函館校で行われたおまつりの準備の様子をこっそりお見せしましょう。
マースレニッツァに欠かせない、ワラ人形「モレーナ」を作る第一歩。
少しずつまとめた稲ワラの束をたくさん作ります。
竹の骨組みにワラの束をくくり付けていきます。モレーナは2メートルを越える背高美人。腕も出来て、人形らしくなってきました。
一方、厨房ではブリヌイ作り。これまたマースレニッツァに欠かすことのできない食べ物です。1枚1枚ていねいに、全部で100枚ほど焼きます。
たっぷりバターを塗ったブリヌイは、シンプルにジャムとスメタナ(サワークリーム)でいただきます。ジャムはイチゴとブルーベリー。
スープ番・デルカーチ先生が味見。この日のスープは「パフリョフカ」。
シャシリクを焼くのは男の仕事。
前日アニケーエフ先生が漬け込んだ肉を学生たちが串に刺し、寒空の下、炭火で焼いていきます。
かわいい子どもたちもマースレニッツァに参加。
モレーナのエプロンに書かれた「冬」の文字に糸偏を足して「終」に変えるのは、この日のロシア語弁論大会・弁論の部で優勝した者に与えられた特権。
ロシア地域学科2年 山口攻さんがガッツポーズ!
このあと、モレーナは火をくべられて燃え尽き、厳しかった冬も終わりを告げたのでした。