1年「貿易実務」の授業で港湾を見学
10月13日(金)、1年生の貿易実務の授業で、函館港港町ふ頭にあるコンテナヤードと函館税関を見学しました。見学は毎年行っていますが、港湾施設は保税地域が多く、部外者がなかなか立ち入ることが許されないため、大変貴重な機会となります。
貿易実務を担当する渡辺善行理事長が引率し、はじめに港町ふ頭にあるコンテナヤードを訪問しました。コンテナヤードは、所有者である函館市が株式会社函館国際貿易センターを指定管理者として業務を委託しています。港ではセンターの業務部長であり、本校の卒業生でもある小柏哲史さんが出迎えてくれ、コンテナヤードの概要や最近の輸出入の傾向について説明を受けました。この頃は市内の工場でサプリメントに加工するため南米から輸入する魚油や、近郊のセメント工場で燃料とするための廃プラスチックの輸入が多いそうです。コンテナを積み上げるクレーン車やカラのコンテナの中まで見学させてもらいました。
貿易実務を担当する渡辺善行理事長が引率し、はじめに港町ふ頭にあるコンテナヤードを訪問しました。コンテナヤードは、所有者である函館市が株式会社函館国際貿易センターを指定管理者として業務を委託しています。港ではセンターの業務部長であり、本校の卒業生でもある小柏哲史さんが出迎えてくれ、コンテナヤードの概要や最近の輸出入の傾向について説明を受けました。この頃は市内の工場でサプリメントに加工するため南米から輸入する魚油や、近郊のセメント工場で燃料とするための廃プラスチックの輸入が多いそうです。コンテナを積み上げるクレーン車やカラのコンテナの中まで見学させてもらいました。
続いて、函館税関を訪問し、広報広聴官の柿崎史人さんから、税関の業務内容や函館税関の特徴、最近増加している金の密輸入による消費税の脱税や麻薬の摘発について、スライドや動画を使って丁寧に説明を受けました。一通りお話を伺った後、職務体験ということで、2チームに分かれてスーツケースの中の荷物に巧妙に隠された麻薬の模造品を探してみました。制限時間5分の中で3つの麻薬を探す作業は以外にも難しく、両チームとも時間ギリギリで3つ目を見つけることができましたが、実際の業務でこれを行うには緊張が走る、責任重大な職務であると感じました。