１１月３日（金・祝）、「HAKODATEアカデミックリンク２０２３」が函館アリーナにて４年ぶりに対面で開催されました。
キャンパス・コンソーシアム函館（CCH）主催によるもので、当日は市内の8高等教育機関のほかに、企業や市内の高校・青森公立大学など合計４７のブースと１０のステージ発表が行われ、多くの人々で賑わいました。

理系・文系の研究分野で様々な種類のテーマが並ぶ中、本校のブース発表では２つのチーム、Победа（パベーダ）、Царь－рыба（ツァーリ・リーバ）が参加しました。
Победаは『諺と慣用句に見る日本とロシアの発想の違い』と題して、お金・熊・数字とジャンルを分けて、ロシア語でよく使われる慣用句を調べ、まとめました。表現の中にあるロシアならではの視点を分かりやすく説明しようと、日本の慣用句では何に近いのか当てるミニゲームも作成し、ブースを訪れた方々に楽しんでいただきました。
Царь－рыбаはブースのほか、ステージでも『ロシアにおけるチョウザメ』と題して発表を行いました。水産学的観点からのチョウザメ研究は多くありますが、この発表では文化的・歴史的側面からロシア人とチョウザメの関係についてロシア語文献を多用してまとめ、紹介しました。

参加学生は交代で、他大学のブースも積極的に見学し、様々な研究があることに驚きつつも普段は触れることのない装置を見るなどして楽しみ、また他大学生と交流する良い機会となりました。
残念ながら、本校のチームは入賞を逃しましたが、この経験で得られたものはどんな賞にも代えられないものになったことでしょう。

なお、１１月１７日（金）からは、このアカデミックリンク２０２３の成果展示会をＣＣＨホームーページ特設サイトにて行います。
本校の２チームの発表のスライドバージョンも下記日時の期間、こちらからご覧いただけますので、こちらにもぜひアクセスしてください。
日　時：１１月１７日（金）１２：００～１２月１７日（日）２０：００
ＵＲＬ：https://www.cc-hakodate.jp/academiclink-web/